2023年01月11日
買ってきた照明に変えられない!? 実はそれ雑な施工かも(汗)
今日は年越し前最後の時お悩み解決話です
「ネットで見まして。」 とお電話くださったのは比較的近所の方で、
「器具をLEDにしようと思ったら電線がついてきてしまって‥」
というご相談でした
もしかして配線直結の照明器具かなー? と思いつつ現地に着くと‥
あぁーこのタイプの施工でしたか
現在主流になっているLED照明に切り替わる前は、
この手の取付金具が付属されていたので使われてきました。
その金具の中央部分を抜き取らず
シーリングボディを固定しないという施工方法‥
なんで下地があるのに固定しないのー
この金具は中央部分が分離できるので本来ならば
シーリングボディはちゃんと固定できるんです。
ただ、器具本体は金具で固定できてしまうため、
間違いとは言い切れない‥けど個人的には手抜きかな? と感じます
‥とはいうものの、
今でこそ器具もホームセンターや家電量販店で買える時代です。
素人ができるのか、プロができりるのかの境い目をあいまいにしている
この世の中が一番の困り者なのかもしれませんね
当然このままではお客さん一人で器具交換は不可能です
さっそく改修していきたいと思います
配線の穴が少し大きかったので丸形シーリングボディへと更新。
これにすることで固定穴の位置を少し広げることができます。
角型より丸形の方が頑丈なイメージなので、
器具更新の際には丸形にするのが一番なんじゃないかな?
と、個人的には思う所です
「仕事が早いですねー」 とお褒めのお言葉を頂いてしまいました
社用車に材料満載にしてるから早いだけですよ(笑)
はい、器具も取り付けて完成です
作業時間にして数分の施工になりますよ
今回の様にシーリングボディを固定していない事例は稀にあります。
こういった場合には僕たち電気工事士を頼って頂くほかありません
「線を外して金具とってまた取り付けるだけでしょ?」
そう思われる方も見えるかと思いますが、
この作業は工事士の資格を持っていない方はやってはいけません。
ショート(短絡)や、漏電の危険性もあります。
無資格でのご自身での作業はぜひおやめくださいます様に
お願い申し上げますm(__)m
シーリングボディ固定ではない旧式の器具やダウンライトもそれ然り。
一般の方がしていいのはシーリングボディに取り付けられた器具を交換、
または蛍光灯式であれば電球の取り替えまでです
この度のご用命、誠にありがとうございました
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