2025年02月03日
20年の想いのある照明をもう一度‥ 改造で叶えました
今回は前回話していた器具改造をしたお話です。
改造というとアレな感じですが(笑)
「 ペンダントのコードを今住んでいる家に合わせて調整してほしい。 」
この様なご要望を今年もいただきました

ただ、改造には注意点に同意していただく必要があります。
〇 改造の際には部品が破損する恐れもある。
〇 部品を違うものにすることもある。
ほかにも数点ありますがそれでも良いという場合にのみ
器具改造をお請けしております。

やはりこの手の依頼を引き受けてくれる工事店は少ないらしく、
お客様自身、自宅を手掛けてくださっている電気工事の方にも打診
されたらしいのですが請けてもらえず、メーカーも古い器具だから‥と
断られてしまったのだとか。
探している間に僕のブログを見つけてくださりご依頼をくださりました。
780mmのコード長から1010mmへの延長の改造を施します

下の写真はコードを入れ替えて改造中の様子です。

お客様が照明器具を購入されたメーカーは
海外製品を多く取り扱っているメーカーさん。
以前にもこれと同じ構造をした器具を改造していたので、
バラしてみて 「 ははーん、これか 」 となりました(笑)
お客様から後日頂いたモールに掛かれていた部分を
一部文章を変えながら書かせていただきます。
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この照明器具を気に入って20年は使っています。
自宅のリフォームで天井の高さと照明器具のコードのバランスが悪く
ペンダントのコードが短くなってしまいました。
購入したメーカーさんはじめ、ルイスポールセンやインテリアショップを
回って新しい器具を買ってもどうもピッタリ来ない。
「 やはりこれがいい。 」
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奥様が非常にこの照明器具を気に入っているとのことで、
どんなに照明を買い換えても空間にピタリとはまらなかったそうです。

色々調べている間に僕のブログが目にとまりメールしてくださったそうで、
改造が完了した報告をすると非常に喜んでくださり、
先ほど一部抜粋して書いた長文のお礼メールを頂いてしまった‥
という感じの流れなのです

20年も経過すると現代の照明器具はもう寿命を迎えてしまいますが、
碍子(ガイシ)を使った器具はコードを変えてしまえばほぼ新品同様。
‥もちろん細かい話をすれば経年劣化する金具もありますし
金属疲労している部分もあります。
碍子とて塩分を含んだ風にさらすことで絶縁性も悪くなります。
ただそれは第三者の目線できた場合に出てくる思考であって、
お客様は何とかして使って行きたいというその一心なのです。
「 なんとかしてくれそうなところをようやく見つけた! 」
その想いに応えたかった

器具改造を請けるようになったきっかけはこれです。
‥またこの先20年でも使っていただけるかと思います

想い入れのある器具とこれからも共に過ごしてもらえたなら
僕も幸いに存じます。
この度のご用命、誠にありがとうございました

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