2023年12月15日
蓄熱暖房機の不調? 風が出ない原因はここです!
今回は蓄熱暖房機についてのお話です。
電気代が高騰する中でも、あるからまだ使いたい‥
というお客様はまだまだ多いようです

10年近く使用されているお宅に多いのですが、
送風ファンが回らないとか、音が重い感じがする‥
そんなご相談が多いです

今回も 「 風が出なくなってしまって‥ 」 というご相談。
飛騨市方面へと走り、現地で蓄熱暖房機を分解すると‥
うはぁ(苦笑)
やっぱりこんな感じになってますよねー




とにかくホコリが凄い

今までも何度か内部清掃してきて学んだのが、
エアーの圧を落としてブロアするとめちゃくちゃ掃除が早いっ

今回も 掃除機 + エアーブロー + ブラシ できれいにしていきますよー
構造上一般の方が掃除できない仕様になっているのも欠点

欠点を上げるときりがないのですが、
掃除でほぼ元通りになるので早速取り掛かりましょう

内部汚れの原因は送風ファンにあります。
吸い込み口が詰まり始めるととにかくあらゆる穴から風を
取り込もうとしてしまうのでどんどん穴も塞がっていくという塩梅。

基板を外すと問題を引き起こしているファンにアクセスできます。
このファンは 4.0kw(キロワット) モデルまでは共通品で、
それ以降は少し大きめのモーターファンになっています。
あまりにホコリが凄すぎたのでエアブローして
すこし内部掃除してからモーターを外していきます(笑)
モーター後ろの吸い込み口が綺麗になっているのは
フィルターを掃除したからです


さて、外したモーター内部はどうなっているかと言えば‥
ほら、光が通らないほどモコモコ状態です

この状態でいくらファンモーターが回っても送風なんかできません


屋外にもっていってエアーでブロー

あっという間にきれいになりますよ

細かい部分の掃除はブラシでちょんちょんするときれいになります


さて、室内に戻ってきたら細部の掃除とフィルターの掃除もします。
正面向かって右側の側面にあるのがフィルターで、
これは皆さんご存知なんだけど、、
実はもうひとつ右側の背面にもう一個フィルターがあるんです

こっちが主の吸い込み口にあるフィルターで、これを気にしてほしい

この存在自体を知らない人がほとんどなんです。

本体右奥の裏。
この部分にフィルターがマグネットで貼りついているんです。
これが詰まると最初に見て頂いた写真のようになっていくんです


さて、組付け直して配線を再度確認。
問題なしなので外した外部カバーも組付け直していきます

内部清掃は普段全くできないので、もし気になる方は
ご近所の電気工事店さんにお願いしてみてはいかがでしょうか


通電してファンモーターが回っていることも確認

これにて今回の一件は落着となりました

壊れるまでは使いたい! というお話なので、
ヒーター故障するまではずーっと使えるかと思います(笑)

今後はエアコンにも切り替えていきたいというお話でしたが、
暖房だけで良いのならFF式ファンヒーターもお勧めです

同じようなお悩みを盛られている方は全国にいらっしゃるようなので、
参考になれば幸いです。
この度のご用命、誠にありがとうございました

***********
***
池田電工へのお問い合わせ方法は以下の通りです。
電話 0577-34-2633 (繋がりにくい場合があります)
FAX 0577-34-2829
携帯 090-1096-1567 (直通で僕が出ます)
Mail
ikedadenkou@gmail.com
※すぐにお返事できない場合があります、ご了承ください。
岐阜県高山市の電気工事店です。
お気軽にお問い合わせください

(融資・車輌買取等の電話・FAXはご遠慮願います。)
スポンサーリンク
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。