2023年01月17日
電子カルテ導入で個人開業医さんのLAN工事♪
今回は市内の個人開業医さんのLAN配線工事のお話。
カルテも電子化されていくので、昔ながらの医院さんには
LAN配線を新規に引きまわさなければならない場合がほとんどです
幸い自宅の方に光回線が来ているとのことで、
医院の天井裏を経由して自宅までのLAN配線をしていきます
レントゲンなどの場合は 『 CAT6 』 が主流ですが、
今回は 『 CAT5e 』 でOKとのことでしたのでそちらで配線です
「宅内に 『 CAT8 』 をひきまわせないか?」 と、
過去にお問い合わせいただいたことがありますが、
はっきり言います。 「住宅に CAT8 の配線しても使いこなせません。」
伝送速度はたしかにものすごく速いです。
が、ご家庭でそんな膨大なデータ通信する事は全くと言って無いでしょう
速ければいいという問題ではなく、
性能を引き出せない機器を組み合わせても性能が出せずに
むしろちゃんと動かない不具合の方が頻発すると思われます。
ネットゲームで早いスピードを求めるだけならば
CAT6 ないし CAT6a 、CAT7 で十分です(苦笑)
あと、いくら宅内を高速化しても周囲の光ケーブル環境や
使用時間帯で通信速度は大きく変わります。
その機器その機器に合わせた配線をすることが最も効果的ですよ
さて、今回は天井裏配線が主ですが‥とにかく狭い
ほとんど開かない点検口に頭を突っ込んで呼び配線を引き出しました
これだけで数十分の浪費、、ここが最大の難関だった気がします(笑)
だがしかし、ここはまだ医院のPCから数メートルの距離‥
自宅の 『 ONU(回線終端装置) 』 まではまだ遠い~
この点検口から繋がっている住宅側の点検口へ通線
天井裏にある配管の中から ONU まで行っている配管を見つけて
一緒に通線してあげる作戦です
ここから回線終端装置がある場所までの距離は 7~8m で、
配管は想定通りその場所まで通っていました
通線用のスチールも引き出せたので、もう完成したも同然です
この先にLAN配線をくくりつけて点検口まで引き出すのです。
自宅側からLANケーブルはスルスルと点検口まで入線完了
ここから呼び配線に付け替えて
先ほどの狭い点検口を経由してパソコンの真上まで引き出します
呼び線を引っぱってLANケーブルは
無事に医院のパソコン真上まで通線できました
配線はそのままではなく、
毎度おなじみのプラモールでの化粧配管です。
ケーブルは長めにしておいて、機器が移動しても問題ないように。
残りの設置工事は医療機器屋さんの施工になるので、
僕の工事はここまでです
13時からの施工で15時30分前には撤退完了
なんとかほぼ隠蔽配線が出来てホッとしております。
実はこの医院さんは僕が小さいころお世話になっていたので、
まさか自分が工事に携わるなんてと、感慨深いものがありました
個人開業医さんの年齢層が高くなっているのを
平川医療器商会さんとお仕事をする様になってからすごく感じています。
小児科や耳鼻科、今後市内ではどうなっていくのだろうか‥
医療関係も後継者問題、大変なようです。
あと思うのが、電子カルテになって管理は楽になるものの、
患者さんのカルテチェックって紙媒体の方が楽だと思うんですよね(苦笑)
付箋貼れるしその場で書き込めるし、何より見やすい。
ペーパーレスの時代、、40代の僕は苦手です
この度のご用命、誠にありがとうございました
***********
***
池田電工へのお問い合わせ方法は以下の通りです。
電話 0577-34-2633 (繋がりにくい場合があります)
FAX 0577-34-2829
携帯 090-1096-1567 (直通で僕が出ます)
Mail
ikedadenkou@gmail.com
※すぐにお返事できない場合があります、ご了承ください。
岐阜県高山市の電気工事店です。
お気軽にお問い合わせください
(融資・車輌買取等の電話・FAXはご遠慮願います。)
スポンサーリンク