2023年01月05日
凍結防止も暖房にも活用できる♪ なによりヒートショック対策!
おはようございます

池田電工は本日1月5日から仕事始めでございます

また新しい一年を張り切っていきますよ

さて、今日は昨年に施工した物件のお話です。
一昨年の冬のお話だともうのですが、お客様から伺ったには
「トイレの配管が弾けて廊下が川になっていた‥」
との恐怖体験(苦笑)
凍結防止に空間を温めたいとのお話で、
お得意のパネルヒーター施工をさせて頂きました

今回はひと空間だけでなく、ふた空間への設置をしていきます

男性用小便器の方にも専用電源にて配線させて頂きます。
上の写真の空間はウォシュレット用のコンセントからの電源分岐です。
パネルヒーターの消費電力は 250W(ワット) ですので、
流れる電流は 250W ÷ 100V = 2.5A(アンペア) なので
温風ヒーター付きの便座でなければ電気量量的にも分岐が可能

過去実際に水道管が弾けたのは小便器の方で、
室内にあるにもかかわらずむき出しの配管が凍結してしまい
水が容赦なく吹出していたそうですよ

凍結の力は本当に恐ろしいですね

今回のお客様のご依頼は社長が伺って打ち合わせをしてきたので、
僕はそれに合わせて施工をしていきます

本当は大便器の方も専用回路で引きたかったんですけどね(苦笑)
まぁ問題は無いので良しとしました。
さて、ではまず小便器の空間から施工していきます

分電盤を社長が増設するので、そちらを任せてまずは通線です。
ユニットバスからトイレ上に行き、壁の中へと通線しています。
天井裏が広かったので通線作業は非常にスムーズでした


通線した配線をパネルヒーターの電源部に接続すればOK

通常は 200V(ボルト) 仕様の製品なのですが、
1500W(ワット) の製品までは 100V 仕様に切り替えが可能です

今回も 100V 仕様で運用していくことになりました。
毎度の設置方法ですが、床上10cmでの設置をしております。
施工説明書上では 6cm がボーダーラインですので、
それ以下で設置しないようにしましょう

自然対流式の装置なので、低い方が効率は良いかと考えています

10cm くらいの隙間があると掃除にもちょうど良いですよ。
小便器空間は完了したので、続いて大便器側の通線をしていきます。
大便器側は先ほど書いた通りコンセントからの分岐です。
可能な限り隠蔽で配線したい性分なので‥
なんとか隠蔽でやりました

後は先ほどと同じく設置していけばOKです。
水回りでのパネルヒーターの離隔距離は 30cm ですので、
もし設置される場合はご注意ください

はい、これにてパネルヒーターの設置工事は完了です

大便器側のトイレは凍結防止目的で使うというよりは、
今後暖房機としても活躍してくれると思います

空間に入った瞬間に 「あれ? なんか暖かいな」 と感じ始めたら
もう暖房機として使い始めてしまう事間違いなしです(笑)
凍結防止目的で使用される場合は設定温度 5℃ での運用ですが、
おそらく今は 15℃ ~ 17℃ で運用されているのではないでしょうか

ヒートショック対策にもなりますので、凍結してしまうような空間ならば
なおさら暖房として運用していただいた方がよいかと思います

この度のご用命、誠にありがとうございました

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