2025年01月06日
FF式ヒーターは壊れる前に更新や修理を!
昨年末のお話になるのですが、
令和1年の時にFF式ヒーターを分解整備したお客様からのお電話。
「 さすがにそろそろ更新したいと思って‥ 」 とのご依頼。
依然と同等の能力がある製品へと更新させて頂きました


分解整備をさせて頂きました時点で13年物でホコリも熟成(苦笑)
流石に内部もひどい物でしたが、
整備してそこから5年間は順調に稼働してくれていました

「 最近エラーが出るようになって‥ 」 とのお話で、
どうやら失火してしまうらしい

分解整備も限界だとのお話を覚えてくださっていたので
新しいものを準備してほしいとのご依頼での更新置施工なのでした

既存品は背面の排煙筒取り回しの自由度が高かったのですが、
設置しなおすモデルは送風機が背面にせり出しているために
旧穴を再利用することがどうしてもできませんでした


そのため、屋外の状況に合わせて穴を新たに開けなおして
そこへ排煙筒のトップ部分を設置していきます

室内側のFF式ヒーター位置を変えることができないので
屋外側の状態と折り合いをつけながら施工していきますが、
状況によっては室内で排煙等の露出する部分が多くなる場合もあります。
設置後は試運転の前に標高設定を行いますが、
機種によっては 100m~500m(うろ覚え) までは設定不要の
製品もあったような記憶があります。
設置時には説明書をしっかり読み込んで施工しましょう


高山市内のこの場所は標高が 586m だったので 5 の設定です

凍標高の調べ方も以前はいろんなアプリを駆使して調べていたのですが、
今は 「 地理院地図 」 というのを使っています

高山市は飛騨市はやたらと広いので、このアプリで現在地を確認すれば
一発でその場所の標高がわかります

標高設定を誤ると不完全燃焼や早期故障にもつながります。
確実に設定しましょう


FF式ヒーターの故障の多くは内部燃焼室の焼け付きや
燃料ポンプの故障、内部の燃料送油管の詰まり、
フレームロッド等の煤付きなどが主となります。
修理できる範囲では補修も可能ですが、
そこからまた何年もという使用はなかなかむつかしいです

壊れる前の内部清掃や整備は可能なので、
冬季シーズンが御隅になりましたらお近くの電気施工店や
施工できるお店に整備をお願いしてみてはいかがでしょうか

この度のご用命、誠にありがとうございました

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