2023年11月30日
電気代高騰につき蓄熱暖房撤去! 電気代安くなれー(汗)
今回のご依頼は 「 蓄熱暖房機が邪魔で‥ 」 とのことで、
電気代が高騰してとてもじゃないけど使えなくなってしまったという
ユニデールの蓄熱暖房機を撤去することになりました

その数なんと12台(苦笑)
全部不要だから撤去して処分してほしいとのお話です

現地確認すると‥
2Kw(キロワット) の物が6台
3Kw(キロワット) の物が3台 + 旧規格が1台の計 4台
1Kw(キロワット) の物が2台
全撤去して処分します

僕も過去に工務店さんの依頼何台も設置してきているので
撤去もお手の物なのです


後日お時間調整して頂きまして、
僕とお客様ご夫婦3人での撤去開始

1日で撤去と運搬、穴の補修まで済ませますよっ

まずもって通路確保のために廊下にある蓄熱暖房機を撤去します。
こんな小さな見た目で41kgも質量があります


質量の8割は蓄熱レンガで、本体なんて軽い軽い(笑)
内部構造はこんな感じになっています。
密度のある蓄熱用のレンガで電熱線を挟んであるだけの構造

正面もレンガがありましたが撤去してある状態です。

この手は初めて見ましたが、ほかの機器とやはり構造は同じですね。
続いて一階の蓄熱暖房機を一気に撤去運搬していきます

下の写真の暖房機が最新型だったものの内部構造です。
ヨーロッパでの生産が終了して数年たちますが、
修理できる部品をパナソニックの修理部門ではまだ持っているらしい


ただ、以前に修理依頼をしたときは部品が無い‥
と回答があったこともあったので、修理できるのは電熱線部分などの
主要部品だけなのかもしれませんね

内部にはこんなレンガが詰まっています。
これがまた重い(笑)

このレンガも処分したらかなりに金額になりますが、
僕はこれをDIYに使いたかったので喜んで持ち帰ります

こんな質の良いレンガ買ったら金額が凄いことになりますからね(笑)
驚いたのが、このお宅の蓄熱暖房機は廊下とトイレの小型以外
すべて固定されていませんでした

地震あって倒れたら抜け出せませんが、
設置業者さん次第なのかもしれませんね


1回目の撤去輸は一階の蓄熱暖房機をすべて撤去して、
昼食休憩もかねて事務所まで戻りました。
暖房機は鉄材として分解処理して、
使える部品は補修部品として保管します


レンガは自宅の工房に積んでおきますよ

流石に軽トラックで一発輸送は不可能で、
撤去した蓄熱暖房機の総重量は 1,254kg 

軽トラックの最大積載量は350kgなのでピストン輸送必須です


お客様のお宅で一番重かったのがこの暖房機で、
1台で 191kg (苦笑)
これも固定されておらず動くという‥

僕が施工していた当時は
確実に壁面か床面に堅牢に固定していました。

数回の撤去輸送ですべて作業完了となりましたが、
当時の価格にしてかなりの高級品だった蓄熱暖房機、、
もったいない話ですね



レンガだけは全て工房に保管完了です

暖房機本体の分解は後日行います。

電気代も燃料も高騰する現代社会。
最も節約する方法は家自体の断熱改修と車に乗らない事ですかね

そんなの簡単にできんですね(苦笑)
石油を造る(増やす)技術も実は日本にあるんだけど
利権の関係で実現化は厳しいんだろうなぁ

暖房機をすべて撤去したお客様はすっきりしてとてもいい笑顔でした(笑)
スペースも確保できたし、これで良かったのかもしれませんね

この度のご用命、誠にありがとうございました

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