2022年08月03日
山あり谷あり配管は排水詰まりの原因です! エアコントラブル解決♪
暑い日が続きますと、エアコンのトラブル電話がよく掛かってきます

今日のお話は先日依頼があった 「室内機から水が垂れてくる!」
というトラブル

施工状況によってはあるあるなトラブルですが、
今回の場合はエアコン設置から何年も経過している状況下での水漏れ。
と言う事はドレンの詰まりが怪しいのです

まずは室内機をバラしてドレン排水を受けるパン部分を確認します。
うーん?? ドレンパンはすこぶるきれいですね

排水穴も詰まっていませんでした

室内機の問題でないことが確認できたのは良かったです

中にはスライムが発生して穴を埋めてしまっている場合もあるのです‥
この霧ヶ峰くんはきれいに使ってもらえて幸せ者でした



元通りに組み直してベランダへ。
化粧ダクトを外してドレン配管の状況を確認します。
あー‥数か所問題点を発見しました。
まず一つ目は、上の写真にあるドレン配管が電電に押し上げられて
上向きの勾配になっていました

これは電線を内側に寄せて下向きにすぐに修正できましたが‥
化粧ダクト内のドレン配管が波を打っています

ここで肝心の写真を撮り忘れる僕‥しくじった

なにせこのベランダ日当たり抜群なうえにポリカの屋根に覆われていて
ものすごい熱量なんです

一瞬で汗が滝のように流れだす状況下‥
写真撮る余裕なかったっす(笑)
既存のドレン配管を撤去して、新しいものに更新します

外部配管の固定サドルも劣化して取れてしまっているし、
化粧用のテープもボロボロです。
ドレン配管の更新と一緒に補修していきます

上の写真では排水が順調にされているように見えますが、
ドレン配管を外して真っすぐにしたら出てきた水分なのです

ドレン配管が波打っていると間で空気だまりが発生してしまい、
それが何か所もあると排水の詰まりの原因にもなるのです

育良排水勾配があったとしても、
ドレン排水の配管がグネグネしていれば抜けにくいのは必須

ましてこの猛暑でエアコンはフル稼働しているわけで、
排水量も増えてしまって、排水効率の悪さも相まって室内機から
ドレン排水が漏れてしまうという結果につながったのでした

配管勾配を確保してあげると‥
はい、この通りジョロジョロ流れてきますよっ

後はテーピング処理と、穴を粘土で埋めて完成です

配管も劣化しにくいサドルで再固定してあげました

再度室内機の内部を確認して、
ドレン排水が効率よく排水されているかを確認‥
よし、問題なしです

これにて今回の緊急事案は無事解決となりました

まだお待たせしている店舗のお客様もみえるので、そちらも急がねば

順次対応していますので、今しばらくお待ちください

この度のご用命、誠にありがとうございました

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