2027年には蛍光灯の時代も終わりますよー

ノリさん(第二世代)

2023年11月25日 08:56


先日社長に頼まれて一つ道具を作ってみました

高所にある蛍光灯を交換するための道具です

今更感のある道具ですが、蛍光灯時代終了間際なので

簡素な造りになっています(笑)




2019年3月末から生産が中止された蛍光灯照明器具に続いて、

さらに、2025年末からは製造も輸入も終了されることになる蛍光灯

完全禁止は2027年からとの事‥


LEDが当たり前になってきた昨今では

水銀を微量含む蛍光灯も早く終わらせていきたいのでしょうね

ただし、使用してはいけないとかではなくて、

蛍光管の在庫販売も器具も今まで通りして良いとされています


全ての照明が日本でLED化していくのはまだ先になりそうですが、

LED化は早めの方が良いかも と考えています。


LED照明器具の価格は頭打ちしているので

これ以上の劇的な価格変動は無いかと思われますが、

むしろ金属の高騰が続くのであれば、

もっと値上がりしていく可能性もっ


現に半導体不足と金属高騰でこの数年で値上りがヤバイ


まぁそんな蛍光灯事情があることを知って居て頂けたら幸いです


さて、作った道具をどう使うのかというとこんな感じで使います。




差し込むとしっかり固定される仕様にしてあるので安心なのです


僕が出入りしている取引先のショールームには

高所にこのタイプの蛍光管が使われているので、

安全に素早く作業するために今回作ってみた次第です


構造を考えて浅型にしてあるので、深いコーンの場所でも‥

ほらこの通り




ちなみに電球を回す際に引っかかる黒い樹脂部品は柔らかくて

電球を傷つけることもありません


新品と寿命を迎えてしまったものの見比べ。

電球を変えてもつかない場合や、

外した際に縁が黒くなっていない蛍光管の場合は球切れではなく

8割は本体の故障です




外す時は簡単だけど、差し込むときは慎重に‥

差込口が見えているわけではないので角度を見定めて差し込みます。


押し込んで時計回りに少し回して固定されればOK

固定されてないとスコスコなので落ちてきちゃいます

刺さっているかも確認済みなので大丈夫




こんな調子で3台の交換をして、

続いて故障してしまった器具をLED化していきます


φ175 のダウンライトなので反射板が大きい(笑)

LED照明にもこのサイズの規格があって助かります




サイズがまだ作られていないときはリニューアルプレートという部品で

穴の大きさを調整して径の小さいダウンライトを取り付けることもあります。


この建物は故障したらLED化という流れの施工ですので、

年数が経過すると同じモデルが無くなっていたり


この辺りは企業さんの考え方で変わってきますので正解はありません

使える物を最後まで使うのはとても良いことだと僕も思います


はい、二箇所更新完了です




蛍光管の在庫がまだまだある‥という場合なら

全て使い切ってからLED化をお勧めします


お客様の中には  「 蛍光管いらないから持って行って。 」 という

LED化を一気にされてしまう方も見えます


蛍光灯の時代ももうすぐ終わりなんだなぁ‥と知って頂けたなら

今回の記事は大成功です(笑)


この度のご用命、誠にありがとうございました


***********
***


池田電工へのお問い合わせ方法は以下の通りです。

電話 0577-34-2633 (繋がりにくい場合があります)

FAX 0577-34-2829 

携帯 090-1096-1567 (直通で僕が出ます)

Mail 
ikedadenkou@gmail.com 
※すぐにお返事できない場合があります、ご了承ください。

岐阜県高山市の電気工事店です。

お気軽にお問い合わせください

(融資・車輌買取等の電話・FAXはご遠慮願います。)



関連記事
ほぼ新車!? 中古軽トラ納車でさらに快適になる♪
2027年には蛍光灯の時代も終わりますよー
10月7、8、9日は完成見学会! ぜひフルオーダーハウスへ♪
急に音が鳴らなくなったドアホン‥こんな事例もあるんだ(汗)
ブログ開設10周年♪ 10年で世の中変わりましたねー
明けました♪ 本年も電気を安全に使っていきましょう!
平川医療器商会さんと共同プロジェクト! 支援用マルチ制御盤初導入!
Share to Facebook To tweet