子牛用の暖房故障(汗) 直せる部分だけは直します!
今回は故障修理案件のお話で、
牛舎さんで使っている 『 コルツヒーター 』 の修理をします
ぶら下げて使う暖房用の器具で、
吊下げることで自重でスイッチが入って赤外線で温める暖房です
持ち上げたり落としたりするとスイッチがOFFになって
安全装置がついたか畜産用の暖房機なのです
今回は三相動力の 200V(ボルト) 用ヒーターと、
電灯用の 100V(ボルト) 用ヒーターの修理依頼でした。
さて、何が原因で使えない状態なのかな‥??
まずは 100V用 の物から解体して調査していきます
うーん継ぎ足しだらけの配線です(苦笑)
これは牛が配線を噛むからこうなっちゃうんでしょうね
落として踏んでも配線は痛むし、管理も大変だと思います。
このタイプの場合は断線が主な原因なので調べていきます
‥うーん??
全然導通が確認できない
どうも本体に入る配線部分で断線してるっぽい
なかなかレアな場所で断線してるなぁ‥
怪しい部分は全て切り捨てて大丈夫な部分と内部配線を再接続。
ハンダでつないで収縮チューブで絶縁して直しますよ
はい、100V用 のコルツヒーターは修理完了です
試験点灯で一瞬ONにしただけでかなり温かい
電気は食うけどこれなら子牛さんも快適に過ごせるんでしょうなぁ。
さて続いて三相用のヒータを分解調査‥
んーこれはヒーター側で断線してるぽいなぁ
3本のヒーター中、右端のヒーターだけ導通を確認できました。
ヒーターそのものだと僕では修理ができないのでメーカー修理に‥
でも直すより正直買った方が早い今のご時世
修理費の方が高くつく可能性があるんですよ
保護管の内部で断線しているのがよく見ると分かりました。
内部は耐震電球の様にフィラメントがプラプラしているので、
落としてしまったとか、子牛がしたから遊びで突き上げた振動で切れた‥
そんな可能性が考えられます
振動に強い製品では無いので致し方なしかもしれませんね
直ったヒーターと直せなかったヒーターをお届けして、
故障が直せなかった部分については書いてお知らせしておきました。
今までもいろんな機械や製品を修理してきましたが、
電熱線はさすがに直せません(苦笑)
ここ最近冷え込みが著しいので、早めの買い替えをお勧めしますm(__)m
この度のご用命、誠にありがとうございました
電話 0577-34-2633 (繋がりにくい場合があります)
FAX 0577-34-2829
携帯 090-1096-1567 (直通で僕が出ます)
Mail
ikedadenkou@gmail.com
※すぐにお返事できない場合があります、ご了承ください。
お気軽にお問い合わせください
(融資・車輌買取等の電話・FAXはご遠慮願います。