今回は 「 お風呂の換気扇の音がうるさくて‥ 」 というお悩み解決のお話
夏季は窓を開けていたからいいけれど、
冬期のこれからは湿気対策として換気扇を回したいのこと
「 息子が掃除してくれたんだけど、その後からどうも音が‥ 」 と
壊す事は無いと思うのですが‥(苦笑)
現地調査をすると風切音が大きい‥というか回転音もおかしいかな??
吸い込み口に手を近づけると‥うーん若干風が戻ってきてる気がする
そんなのわかるわけないじゃん! って思う人もいるかもですが‥
長い間電気屋やってると分かるようになります
騒音の出かたもゴーゴー言ってるので
排気のダクトが急激に曲がっている可能性あり。
天井裏を覗く前に外の排気口を確認してみましょう
やはり排気口も詰まってました(苦笑)
風が戻ってくる理由は風を送っても抜けないので
回転する換気扇の羽の周囲で渦を巻いているのです
まずはここから掃除して対策していきましょう
整備の基本は掃除からですね
ダクトの中も‥うーん
いっぱい詰まっていたから掃除しましょう。
ダクトの接続部分も折り返しが内側に折れ込んでいて、
これもまたダクト内の風切音の原因の一つになります
掃除した状態でお客様と一緒に浴室の換気扇の音を聞いてみると‥
「 少し音が小さくなりましたね! 」 と実感できるくらい変わりました
ただやはり換気扇の劣化も進んでいる様で大きい音は消えません。
調べると2013年モデルで、設置からちょうど10年。
換気扇自体の設計寿命は15年となっていますが、
湿気の多い場所なので早めの交換は良いと思います
この辺りを相談背せて頂きまして交換することに決定
取り寄せた換気扇を設置していきましょう
本来なら天井裏に入らずとも換気扇交換はできるのですが念のため‥
あーやっぱり急カーブ配管されていましたね
騒音の大元はこのカーブです
なだらかな角度ならそこまで抵抗は大きくならないのですが、
この様な急激に直角っていう配管はあまり見ませんね
焼肉屋のロースターの様な大風量大口径の物ならよく見ますけど、
一般換気扇でこの角度はきつすぎますね
とはいえ、改修するには換気扇の設置されている位置そのものを
変えないとこの角度は直せません‥
どの方向へ向けても急角度です
基本設計はほぼ変わらないけど、
新旧の換気扇の見た目は少し変化していますね。
空気抵抗を減らすために新型は本体に丸みを帯びています
内部はどうかな??
ひっくり返してみましょう。
内部の様子も変わってますね。
シロッコ部分の外せる仕様は同じだけど、構造が変わっていました。
さて、早速更新していきましょう
穴が開いて天井裏で漏水していた部分も修復しておきましたよっ
更新したら試運転です。
どのくらい音が改善されたか‥風切音は否めないのでちょっと心配
スイッチON‥おっ、かなり静かになりました
スイッチをOFFにしてお客様に確認してもらいましょう
お客様立会いの下でスイッチON
「 あーかなり静かになりましたね! 」
実感いただけるほど音は気にならなくなったご様子です
換気扇の音が気になる様になるのは相当劣化の進んでいる状態か、
掃除ができていなくて空気の流れが阻害されているかのどちらかです。
もちろん両方重なっている場合もあります
音が気になりだしたらメンテナンスの時期ですよ
この度のご用命、誠にありがとうございました
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